八重子のハミング [ 陽 信孝 ]

八重子のハミング [ 陽 信孝 ]

陽 信孝 小学館ヤエコノハミング ミナミ ノブタカ 発行年月:2005年07月01日 予約締切日:2005年06月24日 ページ数:224p サイズ:文庫 ISBN:9784094080414 陽信孝(ミナミノブタカ) 1939年1月、山口県萩市生まれ。

国学院大学文学部日本文学科卒業。

三〇年以上にわたり教職に携わり、小・中学校校長、萩市教育長などを歴任。

現在、萩金谷天満宮宮司、山口県歌人協会理事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 がん告知と妻の異変/第2章 妻との三十九年間/第3章 「スローグッドバイ」/第4章 孫たちがそそぐ“心の薬”/第5章 人々の温もりに抱かれて/第6章 小尿の床を拭きながら/第7章 生きてこそ/終章 かあさん、ありがとうー文庫版に寄せて 思いもよらなかった夫婦の同時発病。

夫は胃がんが発見され摘出手術。

その直後、妻にアルツハイマー病の兆候が見え始めたー。

その後、夫は三度のがん手術から生還する一方で、妻の症状には改善の兆しが見られなかった。

自らも迫り来る死の影に怯むことなく闘病、そして献身的に妻の介護を重ねる日々…。

“三十一文字のラブレター”短歌約八十首を詠み、綴った、四千日余に及んだ老老介護の軌跡。

「現代の智恵子抄」とも評された話題の単行本、待望の文庫化。

二〇〇二年末に他界した愛妻を偲んだ「終章」を補記。

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